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たま号

10/27 予約済み♪

お台場シネマメディアージュ
ここのスーパープレミアシートとかいう
ペアシートの予約を取ったそうだ!
観る映画は「私の頭の中の消しゴム」

(´∀`)楽しみだー楽しみだー(´∀`)





鑑賞後、数日経ってしまいましたが。

まずベンチ型のスーパープレミアシートは最高!
クッション2個付きだしサイドテーブル広いし。
これからも愛用したい席♪

そして平日の木曜日ということもあり
館内はガラガラで数組のカッポーしかおらず。

で、映画の感想は・・・
とにかくいっぱい涙が出た。
音楽もイイしカメラワークも素敵。
涙的に一番グッと来たのは、皆の前で失禁してしまったスジンを
チョルスがかばうシーンかな。
それから出会ったコンビニで、「ここは天国ですか?」のシーン。
とにかくチョルス役のチョン・ウソンの演技に泣かされた私。

説明を極力省いた作りで、美しく悲しく温かい作品だった。
エンディングがちょっと物足りなかったり
病気が発覚する前の「幸せ」や「不安」を
もっと丁寧に描いてくれると良かったなぁという不満もあるけど。

と感じるのも、
この映画が2001年放映のドラマ
「Pure Soul 君が僕を忘れても」
のリメイクだからかもしれない。
感想のUPが遅れたのは
レンタルビデオでドラマを見直していたから。

比べて語っちゃいけないけど
全12話のドラマ版はやはり見ごたえがある。
アルツハイマーの疑いがある段階からの
描写が丁寧で、最期の選択に至るまでの経緯に
納得させられるだけの説得力がある。

アルツハイマーだった祖母の
自宅介護を経験したからなのか
介護する側の気持ちが大きかった。
でも、自分が介護される側だったら・・・・
という視点で考えると、主人公が選択した方法は
自分の場合もそう望む気がするのだ。

もちろんドラマ版でも映画版でも
それほど露骨な描写はないが
実際に痴呆に侵されると
想像を遥かに超えた言動を取ってしまうのである。
時には周りの人間の命までも脅かすような。

それがわかっているからこそ
主人公の取った選択が
自分にとってもFAであると思えてしまうのだ。

「自分が望む事」と「相手が望む事」が
両極に位置する場合がある。
その時に相手が心から望む事を
受け入れる事が出来るかどうか。
ラストに至るまでの様々な葛藤や人間模様を
ドラマ版で見直してみるのも面白い。

放映当時も泣いたけど
今回は映画も頭にクッキリ残っており
噛みしめるように見入って気付いたら朝だった(笑)
そして泣きはらした顔は
自分のモノとは思えない仕上がりに。

ただ、ドラマ版には無く映画版にある
キーポイントなセリフが心に残る。
それはきっと字幕で視覚に飛び込んだ
せいかもしれないけれど。


「人を許す事は難しくない。
許しは心の部屋をひとつ空けること。」


そうそう、映画の方の主治医は不自然な白髪で
コントっぽくて(・∀・)?だったなぁ(爆)
ドラマの方の主治医は室井滋で
役の設定もストーリーの芯に絡んでおり
とてもイイ味出してたので…。

他にも永作の妹役に長澤まさみ
緒方拳の弟役に小栗旬などなど。

機会があってこの映画をご覧になるのならば
映画の後に是非ビデオでドラマ版を見ることをお勧めする。
物足りない部分を補って余りある「何か」を得られる気がするので。
映画版のラストも希望があるけど
ドラマ版のラストは希望の形がもっとハッキリとしてる。

映画公開記念として
「Pure Soul 君が僕を忘れても」
のDVD BOXが発売っぽいので
買っちゃうかも~~~ヽ(´▽`)/

注意:わたし永作博美が大好きなので贔屓目の感想かもしれない(汗)
by tama-gogo | 2005-10-25 19:31 | 本・映画・音楽
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